10月20日(木)、小平公民館で行なわれた あそびの木合唱団主催によるトルダ=イロナ先生の講座第1日目、青少年を対象とした「文学の講座」の様子です。
谷川俊太郎の「はだか」という詩集の中から何編かの詩を配り、グループワークの形で、「詩の中に共通するテーマは?」「そのテーマが一番表されている一行を選ぶとしたら?」等、先生から次々と出される質問に答えてゆく作業を通して、思春期の青年達がどんどんと自分自身の内面に迫ってゆく様子を見ることができました。
当日は大人達も一緒に講座に参加しましたが、忘れかけていた思春期の孤独だった気持ちを思い出したり、また、先生から出された「もしも歳を取った自分が思春期の子どもに言葉をかけるとしたら どんな言葉ですか?」という質問に対しては、先生から「青年達自身が考えた言葉より、大人達のグループが考えた言葉の方が優しい言葉ですね。」と褒められたりして…ちょっと嬉しい気持ちになったりしました。( ^ω^ )
コダーイは芸術作品を通して人間性を成長させることの大切さについて述べていますが、その意味と方法についてたくさんのヒントが得られるトルダ先生の講座でした。
あそびの木合唱団では、20年間 毎年トルダ先生をお招きしてこのような講座を開いているそうです。明日は、花小金井のうめのき保育園でトルダ先生の2日目の講座「教育における美的行為の役割」があります。お時間のある方は是非お出かけください。
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2日目の講座の案内
(※講座に先立って行なわれたティーパーティーの様子。ここでも先生から最近のハンガリーの音楽教育事情について大変興味深いお話を伺うことができました。)
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