去る、9月9日(日)、中野の喫茶店ノーベルに於いて、第四回《ソルフェージュ指導法検討委員会》が開催されました。
今回のテーマは→《リズムの指導法》。楽しくわらべうたを遊びながら子ども達が〈リズム感〉〈拍感〉を育てたり、リズムの〈読み書きの力〉を身につけて行くための方法を、みんなでアイデアを持ち寄って検討しました。
【今回、メンバーから色々なアイデアが出されました。〈例〉】 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●「なかなかほい」の同じリズムの部分を探してパターン化して覚え叩く 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●♩♩♩Z のリズムを「きゅーうとん」の部分で叩き、リズムの違いを感じる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●自分の作ったリズムカードを他の友達に見せに行き、叩いてもらうゲーム。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●〈うさぎうさぎ〉を歌いながら拍叩きの練習。etc.
【♠︎系統別リズムの指導法〈一覧〉を作りました。】
〜〜拍感を育てるための活動〜〜
●拍を感じながらわらべうたを生き生きと遊ぶことができる。 ●拍の通りに歩きながら歌うことができる。 ●様々な拍のしぐさをしながら歌うことができる。 ●拍叩き(手拍子、自分や友達の身体を叩くetc)しながら歌うことができる。 〈指示があったらsilent唱でも…〉 ●誰かと交互に歌い、歌っていない時にだけ拍叩きをすることができる。 ● ♩Z や Z♩ を叩きながら歌うことができる。
〜リズムの意識化のための活動〜
●手で歌のリズムを叩きながら歌うことができる。 ●黙って歌のリズムだけを叩くことができる。 ●リズムだけ聞いて何の歌かを当てることができる。
〜拍とリズムの比較・統合化〜
●歌いながら先生が叩くのが拍かリズムかを当てることができる。 ●拍かリズムか先生から指定された方で叩くことができる。(歌いながら)(黙って)(途中で切り替えてetc) ●二組に分かれて、拍とリズムを同時に叩きながら歌うことができる。(二人組でも) ●〈同〉黙って(silent唱)できる。 ●〈同〉途中の指示でその役割りを交代できる。(change唱) ●わらべうたを歌いながら、左手で拍、右手でリズムを叩くことができる。
〜リズムを読む〜
{…よく知っている歌を…} ↓ ●拍の通りに書かれた絵を指差しながら歌うことができる。 ●リズム譜を指差しながらリズム唱することができる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 {※先生が指差したリズムピアノを見て} {※又はリズム唱を聞いて…} ↓ ●すぐにリズム唱できる。 ●すぐにリズム叩きできる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 {※先生が見せたリズムカードを見て} ↓ ●すぐにリズム唱することができる。 ●すぐにリズム叩きできる。 ●何の歌のリズムか当てることができる。 ●記憶してから叩くことができる。 ●逆さまからも叩くことができる。 ●次々とめくって行っても叩ける。 ●別の歌を歌いながらでも叩ける。 ●歌いながらオスティナートリズムにしても叩ける。(時々カードを替える) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 {※黒板に書かれたリズム譜を見て…} ↓ ●カノンで叩くことができる。 ●別の歌を歌いながら叩くこともできる。 ●どこかを書き換えてもすぐに叩ける。 ●2声のリズム譜を読んで叩ける。 ●2声曲の上声部を歌いながら、下声部のリズムを読んで叩くことができる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●〈リズムの分割(結合)遊び〉… ※ ♩♩♩♩のリズムを誰かが一ヶ所ずつ分割して書いて行く。皆で続けて叩く。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●〈リズムの対応・変換遊び〉 ※歌の指定されたリズムを他のリズムに変換して叩く。etc…
〜リズムを書く〜
{※先生が歌ったわらべうたの一部(motif)を聞いて…} ↓ ●すぐにそのリズムを叩くことがで きる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 {※先生が叩いた即興のリズムを聞いて…}〈motif〉 ↓ ●すぐに叩き返すことができる。 (はじめは わらべうたのモチーフを歌いながら)(あるいは即興の言葉をつけながら…)(〜やがては無しで。) (ボディーパーカッションも入れて?) (ディナーミクもつけて?) (何か他の歌を歌いながら…) (8拍でも?)(カノンでも?) (先生が何を叩いても同じリズムで) (電報のように一人ずつ回して…) (一人ずつリズムのしり取りで) (リズム問答で) (誰かが即興リズム→みんなでそれを叩く) ●リズムカードから選ぶことができる。(カルタ取り遊び) ●すぐにリズム唱できる。 (8拍でも!?) etc… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 {※よく知っている歌を…} ↓ ●リズムの名前で歌うことができる。 (はじめはリズム譜や楽譜を見ながら)(〜やがては何も見ないで…) ●指定されたリズムの部分だけを歌う。他はsilent唱。(→リズムの分担唱) ●曲の順番通りに〈リズムカード〉を並べ替えることができる。 ●よく知っている歌の一部をリズム譜で書くことができる。〈五線譜でも〉 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●わらべうたを歌いながらオスティナートリズムを聞き、歌い終わったら、そのリズムを書くことができる。 ●長いリズムを聞いて記憶し、そのリズムを書くことができる。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●〈リズムエコー遊び〉 ↓ 〈♩♩?♩〉…?の部分に色々なリズムを入れて先生が叩き、みんなはすぐにリズム唱で返す。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●自分で作ったリズムカードを、他の子に叩いてもらうことができる。 etc…
次回、検討委員会のテーマは、《子ども達の多声→ポリフォニーと和声感の育て方》についてです。是非 多数のみなさまのご参加をお待ちしています。^_^ ↓
(※次回Themaに関する皆さまのアイデアも募集中です。!👈)
【次回検討委員会】
♠︎日時…10月14日(日) 12時半〜2時
♠︎場所…中野ノーベル
♠︎【これまでの活動記録】をご覧になりたい方は、
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【この会の発足主旨は?】【清潔な歌声獲得のための活動】【ソルミゼーションの力獲得のための活動】
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